英語表現の法則 〜 副詞(場所・時間等を表す) 〜
みなさん,こんにちは。
今回は,副詞(時間・場所など)の表現で気づいた法則について紹介したいと思います。
僕は英語を勉強し始めた頃,「〜から2日前に」「そこから何メートル右に行ったところ」「右から三番目の席」など丸暗記で覚えており,少し違う表現となると「何て言えばいいんだろうか…」といつも悩んでおりました。そんな中で,色々な文章を読み,ある法則に気がつきました。この法則さえ覚えておけば,知っている単語を並べるだけで伝わる英語として表現できます。
時間・場所等を表現する法則
法則は以下の通りです。
程度+方向+対象(基準)
例えば,
「右から2番目の人」と表現する場合は,the second person from the rightとなります。
- 程度:どれぐらい離れているか ⇨ the second one
- 方向:どの向きに ⇨ from
- 対象(基準):どの地点から ⇨ the right
「東京から20 km南の方向にある」と表現する場合は,20 km south from Tokyoとなります。
- 程度:どれぐらい離れているか ⇨ 20 km
- 方向:どの向きに ⇨ south from
- 対象(基準):どの地点から ⇨ Tokyo(to Tokyoでもok)
「旅行に行った3日前に」と表現する場合,three days before the time I went on a tripとなります。
- 程度:どれぐらい ⇨ three days
- 方向: 前?後?⇨ before
- 対象(基準):いつから ⇨ the time I went on a trip
他にも割引を示すときにも使えます。
例えば「今の割引価格さらに40%割引」を表現する場合,an extra 40%off already reduced priceとなります。
- 程度:どれぐらい ⇨ an extra 40%
- 方向:上がる?下がる? ⇨ off
- 対象(基準):何から ⇨ already reduced
price
このように,方向は,場所であればto, from, away ,時間であればbefore, afterなどが主に前置詞を使って表現されます。
最後に,これを知っていることで良い点が2つあると思っています。
- これに当てはめて文章を作ろうとすれば,表現が少し間違っていても順番が正しいのでネイティブになんとか伝わります。
- リスニングの時に全て聞き取れなかった場合でも,例えば最後の単語が分かれば「あ,それは基準」のことで,そこから「なんか遠いんだな」とか「近いんだな」とか想定できるようになります。
当たり前のことかもしれませんが,これを念頭に置いて英語を読んでみてください。そうすることで,色々な表現が整理しやすくなりますよ!
それでは!