【アメリカ生活】合法化が進む大麻について

f:id:Go_My_Way:20190523013138j:plain

アメリカではワシントン州カルフォルニア州などですでに大麻,いわゆるマリファナの使用が合法化されています。つい最近もカナダで合法化されたというニュースがありました。どんどん合法化が進んできています。

今日は,留学して知った大麻について少し書きたいと思います。

ちなみに大麻マリファナという発音ではなく,メロワーナと発音されます。

実際,どれぐらいの人が使っているの?

私が友人に聞いただけのデータですが,ほとんどの人が吸った経験があるとのことです。常用的に吸っているかは分かりません。

特に,大学に通っていたときに友人に聞いたところ,学生であれば半数以上は吸っていると聞きました。正しい割合かは分かりませんが,若気の至りみたいなものでしょうか。

寮やシェアハウス,特に家をクラブのようにしてパーティーを開いている時は,吸っている人をよく見かけます。

僕自身初めて大麻を吸っている人を見たときも,友人の家にお邪魔したときでした。

彼の家に何人か彼の友人がいて,なんかよく分からないんですが煙を吸っているのです。後々,それが大麻だと知ることになるのですが,初めて見た時は結構びっくりしました。

一度,あれが大麻かと気づくと,至るところで吸っている人が目に付くようになります。日本でいうタバコを吸う感覚なのか,道端で吸っている人をよく見かけます。バス停で女性が吸い出した時もありました。

ちなみに,大麻にはタバコほど害がないという科学エビデンスもあるそうで,アメリカでは医療用大麻として,がん患者の痛み軽減にも使われます。

何で合法化されてきたのか?

ある時,合法化が進んだ理由をホストファミリーに聞いてみました。

その理由は以下の通りです。

  • 大麻を吸っただけで,人に害を与える可能性が低い 
  • 人に害を与えないのに吸っただけで取り締まっていた結果,逮捕人数が増え,警察のコストも増えていった

 以上から,州が,逆に合法化して税金をかけて販売することで,州の予算に含めるとしたそうです。タバコ税みたいなものですね。その結果,回収できる税金が増えて,州としても万歳だったそうです。

やっぱり吸わない方がいい。

害は少ないと言いましたが,やはり吸わない方が懸命かと思います。

なぜかというと,大麻の使用が異なるドラッグのgatewayになりえるからです。つまり,興味で吸い出すとどんどんエスカレートするということです。

アメリカのニュースでは,よくドラッグの問題が取り上げられており,一種の社会問題です。僕のホストファザーの妹さんも過去にドラッグの使用で亡くなっていると聞きました。

欲を自分で制御できない人は,絶対に手を出さないほうがいいと思います。留学に来て,親しい友人に誘われても心を鬼にして断りましょう。

ちなみに,大麻はめちゃくちゃ臭いです。びっくりするぐらい臭いです。どんな匂いか説明ができないのですが,嗅いだことのない強烈な匂いです。近くにいると頭が痛くなってしまうので僕は近寄らないようにしています。

アメリカに来て,道端でなんかクッサい匂いがしたらと思ったら,大麻を疑ってもいいと思います笑

 

以上が,アメリカの大麻事情です。

日本でも最近よくニュースで取り上げられていますが,国民性を考えれば,合法化はできないだろうと思っています。学校や公園など,公共の場で色んな人が吸ってしまうと周辺の家庭に影響がありそうですし。

では!